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【通貨】外為サマリー:147円60銭近辺で推移、見極め材料多く方向感欠く

米ドル/円 <5分足> 「株探」多機能チャートより
 14日の東京外国為替市場のドル円相場は、午前10時時点で1ドル=147円60銭前後と前日の午後5時時点に比べて6銭程度のドル安・円高となっている。

 13日のニューヨーク外国為替市場のドル円相場は、1ドル=147円76銭前後と前日に比べて10銭弱のドル高・円安で取引を終えた。日銀による金融政策正常化の観測から一時147円40銭台に軟化したものの、米長期金利の上昇がドルの下支えとなり持ち直した。

 この日の東京市場のドル円相場は方向感に乏しい展開で、147円60銭近辺でのもみあいとなっている。日本時間今晩に2月の米卸売物価指数(PPI)や2月の米小売売上高の発表を控えて積極的には動きにくい様子。また、日銀が3月会合でマイナス金利政策の解除などを議論するとみられるなか、連合が15日に示す春闘の第1回集計の結果を見極めたいとする向きも多いようだ。

 ユーロは対ドルで1ユーロ=1.0949ドル前後と前日の午後5時時点に比べて0.0020ドル強のユーロ高・ドル安。対円では1ユーロ=161円60銭前後と同25銭程度のユーロ高・円安で推移している。

出所:MINKABU PRESS

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