【市況】東エレクが上げ幅縮小し日経平均も失速/後場の投資戦略
日経平均 <1分足> 「株探」多機能チャートより
日経平均 : 38636.12 (-161.39)
TOPIX : 2646.99 (-10.25)
[後場の投資戦略]
11時頃から、各社の24年春季労使交渉の結果が伝わっており、三菱重<7011>、トヨタ自<7203>、三菱ケミG<4188>などの企業から満額回答の速報が相次いでいる。とりわけ目立ったのが日本製鉄<5401>。賃上げ率14%と要求を上回る回答を行った。こうした結果を受けて、為替市場では、3月日銀会合での「金融政策の正常化」に踏み出す材料と捉えられ、1ドル147円台前半とやや円高に振れている。後場の東京市場は、銀行株上昇などの「日銀ラリー」が入る可能性もあるが、円高進行には警戒したい。
《AK》
提供:フィスコ