市場ニュース

戻る
 

【通貨】外為サマリー:一時147円50銭台に軟化したあとは下げ渋る

米ドル/円 <5分足> 「株探」多機能チャートより
 8日の東京外国為替市場のドル円相場は、午前10時時点で1ドル=147円75銭前後と前日の午後5時時点に比べて20銭弱のドル安・円高となっている。

 7日のニューヨーク外国為替市場のドル円相場は、1ドル=148円05銭前後と前日に比べて1円30銭強のドル安・円高で取引を終えた。日銀が3月会合でマイナス金利解除など金融政策の正常化に動く可能性が意識されるなか、一時147円59銭まで下押した。

 また、米連邦準備理事会(FRB)のパウエル議長が7日、上院銀行委員会で「利下げに着手するために必要なインフレ低下に対する確信はそう遠くない」との見解を示したことでドル売りが出やすくなっている面もあるもよう。ただ、日本時間今晩に発表される2月の米雇用統計を控えて一方向には持ち高を傾けにくく、ドル円相場は午前9時30分過ぎに147円53銭をつけたあとは下げ渋っている。

 ユーロは対ドルで1ユーロ=1.0951ドル前後と前日の午後5時時点に比べて0.0060ドル弱のユーロ高・ドル安。対円では1ユーロ=161円80銭前後と同65銭程度のユーロ高・円安で推移している。

出所:MINKABU PRESS

株探からのお知らせ

    日経平均