【市況】ダウ先物は続落 エヌビディアの決算に注目 投資家が「大馬鹿理論」を意識するのか=米国株
米株価指数先物(3月限)(NY時間08:45)(日本時間22:45)
ダウ先物 38569(-73.00 -0.19%)
S&P500 4977.00(-14.50 -0.29%)
ナスダック100先物 17500.50(-106.75 -0.61%)
米株価指数先物市場でダウ先物、S&P500、ナスダック100とも下落しており、前日の流れを引き継いている。特にIT・ハイテク株が時間外で軟調に推移しており、ナスダック100は下げがきつい。
市場では、本日引け後のエヌビディア<NVDA>の決算に注目が集まっている。良好な決算が期待されている半面、前日のエヌビディア株は売りが強まっていた。決算に対しては様々な見方が出ているものの、株価はこの1年で約225%急騰しており、高バリュエーションに対する懸念も広まっている。本日もエヌビディア株は時間外で軟調。
IT・ハイテク株は割高だとの指摘は耐えない。前日のエヌビディアを始めとした大手IT・ハイテク株の売りは、投資家が「大馬鹿理論」を意識し始めていることを意味するとの指摘も出ている。人々は同セクターにどんどん高い値付けを続けたが、このような状況が長く続くと、最大の問題はいつ切り捨てるかということになる。前日のエヌビディアの動きでそれが見えてきたという。
また、本日は午後に1月分のFOMC議事録が公表される。FRBが金利の先行きについてどう考えているのかを、再確認することになりそうだが、早期利下げは時期尚早との雰囲気になりそうだ。
アマゾン<AMZN>が来週からダウ採用銘柄に加わる。S&Pダウ・ジョーンズ・インディシズ社が前日引け後に発表した。一方、ウォルグリーン<WBA>が除外される。変更は2月26日(月)の取引開始前に実施。時間外でアマゾン<AMZN>は小幅高。ウォルグリーン<WBA>は下落。
サイバーセキュリティのパロアルト・ネットワークス<PANW>が決算を受け時間外で大幅安。ビリング(未収請求を考慮した売上高)および残存履行義務が予想を下回ったほか、通期の売上高およびビリングを下方修正した。
小型宇宙船や月面アクセスサービスを手掛けるインテュイティブ・マシーンズ<LUNR>が時間外で大幅高。月着陸船「オデュッセウス」の最新情報を発表。フライトコントローラーは、IM-1ミッションの2回目の軌道修正マヌーバ(TCM)を十分な精度で指令し、当初予定されていた3回目のTCMのためのエンジン噴射を不要にしたとしている。
(NY時間08:55)(日本時間22:55)時間外
ウォルグリーン<WBA> 21.69(-0.62 -2.78%)
パロアルト<PANW> 275.40(-90.69 -24.77%)
インテュイティブ・マシーンズ<LUNR> 13.13(+2.14 +19.47%)
アップル<AAPL> 181.68(+0.12 +0.07%)
マイクロソフト<MSFT> 399.83(-2.96 -0.73%)
アマゾン<AMZN> 168.45(+1.37 +0.82%)
アルファベット<GOOG> 142.14(-0.06 -0.04%)
テスラ<TSLA> 191.99(-1.77 -0.91%)
メタ<META> 468.25(-3.50 -0.74%)
AMD<AMD> 163.00(-2.69 -1.62%)
エヌビディア<NVDA> 680.90(-13.62 -1.96%)
MINKABU PRESS編集部 野沢卓美
ダウ先物 38569(-73.00 -0.19%)
S&P500 4977.00(-14.50 -0.29%)
ナスダック100先物 17500.50(-106.75 -0.61%)
米株価指数先物市場でダウ先物、S&P500、ナスダック100とも下落しており、前日の流れを引き継いている。特にIT・ハイテク株が時間外で軟調に推移しており、ナスダック100は下げがきつい。
市場では、本日引け後のエヌビディア<NVDA>の決算に注目が集まっている。良好な決算が期待されている半面、前日のエヌビディア株は売りが強まっていた。決算に対しては様々な見方が出ているものの、株価はこの1年で約225%急騰しており、高バリュエーションに対する懸念も広まっている。本日もエヌビディア株は時間外で軟調。
IT・ハイテク株は割高だとの指摘は耐えない。前日のエヌビディアを始めとした大手IT・ハイテク株の売りは、投資家が「大馬鹿理論」を意識し始めていることを意味するとの指摘も出ている。人々は同セクターにどんどん高い値付けを続けたが、このような状況が長く続くと、最大の問題はいつ切り捨てるかということになる。前日のエヌビディアの動きでそれが見えてきたという。
また、本日は午後に1月分のFOMC議事録が公表される。FRBが金利の先行きについてどう考えているのかを、再確認することになりそうだが、早期利下げは時期尚早との雰囲気になりそうだ。
アマゾン<AMZN>が来週からダウ採用銘柄に加わる。S&Pダウ・ジョーンズ・インディシズ社が前日引け後に発表した。一方、ウォルグリーン<WBA>が除外される。変更は2月26日(月)の取引開始前に実施。時間外でアマゾン<AMZN>は小幅高。ウォルグリーン<WBA>は下落。
サイバーセキュリティのパロアルト・ネットワークス<PANW>が決算を受け時間外で大幅安。ビリング(未収請求を考慮した売上高)および残存履行義務が予想を下回ったほか、通期の売上高およびビリングを下方修正した。
小型宇宙船や月面アクセスサービスを手掛けるインテュイティブ・マシーンズ<LUNR>が時間外で大幅高。月着陸船「オデュッセウス」の最新情報を発表。フライトコントローラーは、IM-1ミッションの2回目の軌道修正マヌーバ(TCM)を十分な精度で指令し、当初予定されていた3回目のTCMのためのエンジン噴射を不要にしたとしている。
(NY時間08:55)(日本時間22:55)時間外
ウォルグリーン<WBA> 21.69(-0.62 -2.78%)
パロアルト<PANW> 275.40(-90.69 -24.77%)
インテュイティブ・マシーンズ<LUNR> 13.13(+2.14 +19.47%)
アップル<AAPL> 181.68(+0.12 +0.07%)
マイクロソフト<MSFT> 399.83(-2.96 -0.73%)
アマゾン<AMZN> 168.45(+1.37 +0.82%)
アルファベット<GOOG> 142.14(-0.06 -0.04%)
テスラ<TSLA> 191.99(-1.77 -0.91%)
メタ<META> 468.25(-3.50 -0.74%)
AMD<AMD> 163.00(-2.69 -1.62%)
エヌビディア<NVDA> 680.90(-13.62 -1.96%)
MINKABU PRESS編集部 野沢卓美