【材料】<注目銘柄>=トリケミカル、最先端半導体のキーカンパニー
トリケミカル <日足> 「株探」多機能チャートより
業績はメモリー不況の直撃により24年1月期の営業利益が前の期比5割減となる17億円予想と落ち込むが、株価的には既にこれを織り込み、25年1月期の回復を先取りする形で海外筋とみられる大口の資金が攻勢をかけている。今期営業利益はV字回復で30億円前後まで浮上する公算が大きい。韓国などを中心に海外売上高比率が約7割と高いが、国内でも日の丸半導体新会社ラピダスが最先端半導体の量産を目指していることで、トリケミカルの存在感はがぜん高まっていくことが予想される。(桂)
出所:MINKABU PRESS