【材料】デュポンが上昇 冴えない決算も自社株買いと増配を好感=米国株個別
(NY時間10:20)(日本時間00:20)
デュポン<DD> 65.29(+4.08 +6.67%)
デュポン<DD>が上昇。取引開始前に10-12月期決算(第4四半期)を発表し、1株利益は予想を上回ったものの、売上高は予想範囲内となった。ガイダンスも公表し、全般的に予想を下回る見通しを示している。
ただ、株価はポジティブな反応。同社の取締役会が新たに10億ドルの自社株買いプログラムを承認したほか、四半期配当を1株0.38ドルに増配することを発表したことが好感されている。権利落ちは2月28日で3月15日に支払う。
アナリストからはネガティブな見解が出ている。「減益はほぼ全体に広がっており、1回限りの給付金4000万ドルがなければ、減益幅はもっと大きかったであろう。決算は事前発表通りに悪く、根本的な意味合いはもっと悪い。唯一のプラスはフリーキャッシュフロー(FCF)が予想を上回ったことだけだ」と述べていた。
(10-12月・第4四半期)
・1株利益(調整後):0.87ドル(予想:0.85ドル)
・売上高:29.0億ドル(予想:29.3億ドル)
エレクトロニクス&産業:13.6億ドル(予想:13.6億ドル)
ウォーター&プロテクション:12.8億ドル(予想:13.1億ドル)
法人・その他:2.60億ドル(予想:2.70億ドル)
・営業EBITDA:7.15億ドル(予想:7.20億ドル)
(1-3月・第1四半期見通し)
・1株利益(調整後):0.63~0.65ドル(従来:約0.63~0.65ドル)(予想:0.68ドル)
・売上高:約28億ドル(予想:28.5億ドル)
・営業EBITDA:約6.10億ドル(予想:6.09億ドル)
(通期見通し)
・1株利益(調整後):3.25~3.65ドル(予想:3.53ドル)
・売上高:119~123億ドル(予想:123.1億ドル)
・営業EBITDA:28~30億ドル(予想:29.5億ドル)
MINKABU PRESS編集部 野沢卓美
デュポン<DD> 65.29(+4.08 +6.67%)
デュポン<DD>が上昇。取引開始前に10-12月期決算(第4四半期)を発表し、1株利益は予想を上回ったものの、売上高は予想範囲内となった。ガイダンスも公表し、全般的に予想を下回る見通しを示している。
ただ、株価はポジティブな反応。同社の取締役会が新たに10億ドルの自社株買いプログラムを承認したほか、四半期配当を1株0.38ドルに増配することを発表したことが好感されている。権利落ちは2月28日で3月15日に支払う。
アナリストからはネガティブな見解が出ている。「減益はほぼ全体に広がっており、1回限りの給付金4000万ドルがなければ、減益幅はもっと大きかったであろう。決算は事前発表通りに悪く、根本的な意味合いはもっと悪い。唯一のプラスはフリーキャッシュフロー(FCF)が予想を上回ったことだけだ」と述べていた。
(10-12月・第4四半期)
・1株利益(調整後):0.87ドル(予想:0.85ドル)
・売上高:29.0億ドル(予想:29.3億ドル)
エレクトロニクス&産業:13.6億ドル(予想:13.6億ドル)
ウォーター&プロテクション:12.8億ドル(予想:13.1億ドル)
法人・その他:2.60億ドル(予想:2.70億ドル)
・営業EBITDA:7.15億ドル(予想:7.20億ドル)
(1-3月・第1四半期見通し)
・1株利益(調整後):0.63~0.65ドル(従来:約0.63~0.65ドル)(予想:0.68ドル)
・売上高:約28億ドル(予想:28.5億ドル)
・営業EBITDA:約6.10億ドル(予想:6.09億ドル)
(通期見通し)
・1株利益(調整後):3.25~3.65ドル(予想:3.53ドル)
・売上高:119~123億ドル(予想:123.1億ドル)
・営業EBITDA:28~30億ドル(予想:29.5億ドル)
MINKABU PRESS編集部 野沢卓美