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【材料】橋本総業ホールディングス---3Qは増収、空調・ポンプが2ケタ増収に

橋本総業HD <日足> 「株探」多機能チャートより

橋本総業ホールディングス<7570>は1月31日、2024年3月期第3四半期(23年4月-12月)連結決算を発表した。売上高が前年同期比5.8%増の1,158.77億円、営業利益が同6.8%減の18.95億円、経常利益が同2.5%減の27.87億円、親会社株主に帰属する四半期純利益が同10.0%減の17.59億円となった。

管材類の売上高は前年同期比8.3%増の341.88億円となった。新築住宅分野での需要が低迷した一方で、塩ビ樹脂管材類を中心とした住宅リフォーム需要と半導体工場および大型施設を中心とした非住宅分野において、金属管材類の需要が堅調に推移した。

衛生陶器・金具類の売上高は前年同期比3.9%増の340.94億円となった。住宅・非住宅共に新築需要が減少しており、当第3四半期以降、リモデル需要も減少した一方で、素材価格高騰による商品価格の改定の影響により、販売価格が上昇した。

住宅設備機器類の売上高は前年同期比0.8%増の202.29億円となった。昨年は給湯器類を中心に商品が安定的に供給されたことに伴い売上高も増加した一方で、当期は昨年の需要増加の反動の影響を受け、需要が減少した。

空調・ポンプの売上高は前年同期比10.9%増の262.64億円となった。当期より空調機器類・ポンプ類ともに安定的に供給されたことにより、売上高が伸長したことおよび、素材価格高騰による商品価格の改定の影響により、販売価格が上昇した。

2024年3月期通期の連結業績予想については、売上高が前期比4.6%増の1,550.00億円、営業利益が同6.9%増の30.00億円、経常利益が同5.3%増の40.00億円、親会社株主に帰属する当期純利益が同9.0%増の28.00億円とする期初計画を据え置いている。

《SI》

 提供:フィスコ

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