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【市況】株価指数先物【昼】 日経平均型優位の展開で+1σ水準を回復


 日経225先物は11時30分時点、前日比420円高の3万6340円(+1.16%)前後で推移。寄り付きは3万6180円と、シカゴ日経平均先物清算値(3万6120円)を上回り、買いが先行して始まった。寄り付き直後に付けた3万6060円を安値にリバウンド基調が強まり、終盤にかけて一時3万6430円まで上げ幅を広げた。

 日経225先物は、1日の米国市場の上昇に加え、メタ・プラットフォームズ<META>、アマゾン・ドット・コム<AMZN>の時間外取引での上昇が支援材料となった。指数インパクトの大きい東京エレクトロン <8035> [東証P]、ファーストリテイリング <9983> [東証P]、ネクソン <3659> [東証P]、アドバンテスト <6857> [東証P]が日経平均型を押し上げる格好となった。ただし、日経225先物はボリンジャーバンドの+1σ(3万6390円)水準を捉えてきたことから、後場は強弱感が対立しやすいだろう。

 なお、NT倍率は先物中心限月で14.25倍に上昇した。14.20倍で推移する25日移動平均線を上回って始まり、一時14.30倍まで切り上げる場面も見られた。前日までの調整で25日線を下回っていたこともあり、NTショートを巻き戻す動きも入りやすいタイミングだった。

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