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【通貨】外為サマリー:米金利低下一服で一時146円50銭台に下げ渋る

米ドル/円 <5分足> 「株探」多機能チャートより
 2日の東京外国為替市場のドル円相場は、午前10時時点で1ドル=146円38銭前後と前日の午後5時時点に比べて40銭強のドル安・円高となっている。

 1日のニューヨーク外国為替市場のドル円相場は、1ドル=146円43銭前後と前日に比べて50銭弱のドル安・円高で取引を終えた。低調な米労働関連指標を受けて米長期金利が低下したことが影響し、一時145円90銭まで軟化した。

 ただ、その後は米金利の低下一服を手掛かりにドルは下げ渋っており、東京市場では午前8時40分ごろに146円52銭をつける場面があった。とはいえ、日米金利差の縮小が意識されやすいほか、日本時間今晩に1月の米雇用統計の発表を控えているとあって戻りは鈍い。一方、ユーロは持ち高調整とみられる動きなどから買いが優勢となっている。

 ユーロは対ドルで1ユーロ=1.0873ドル前後と前日の午後5時時点に比べて0.0080ドル程度のユーロ高・ドル安。対円では1ユーロ=159円17銭前後と同70銭強のユーロ高・円安で推移している。

出所:MINKABU PRESS

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