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【材料】住友ファーマが42年ぶり安値圏、今期下方修正を嫌気

住友ファーマ <日足> 「株探」多機能チャートより
 住友ファーマ<4506>は急落。1998年の安値(388円)を下回り、82年以来およそ42年ぶりの安値圏に沈んだ。1月31日取引終了後、24年3月期連結業績予想について売上高を3620億円から3170億円(前期比42.9%減)へ、最終損益を800億円の赤字から1410億円の赤字(前期745億1200万円の赤字)へ下方修正すると発表しており、これが嫌気されている。

 北米セグメントで基幹3製品(オルゴビクス、マイフェンブリー、ジェムテサ)や非定型抗精神病薬「ラツーダ」が下振れするほか、北米グループ会社の再編に伴う事業構造改善費用が想定を上回る見込み。想定為替レートの見直しにより為替差益が増加する一方、販管費や研究開発費も増える。

出所:MINKABU PRESS

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