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【市況】イスラエル首相、人質解放に向けた協議でなお大きな隔たり

 イスラエルのネタニヤフ首相は、ガザでの戦闘停止を引き換えにハマスに拘束されている人質を解放することについて協議するため28日にパリで開かれた首脳会談について、建設的だったとしながらも、なお大きな隔たりが残っていると述べた。イスラエル首相府は声明で、週内にさらに会合を開き、それらの相違点について協議すると説明した。

 カタール、エジプト、米国、イスラエルの情報当局トップや政府高官は、ガザでの戦闘を終わらせ、昨年10月7日からガザでの拘束が続く100人超の人質の確実な解放を目指して会合を開催した。

 メディアによれば、協議されている取り決めには、人質の返還を目的とした2カ月間の戦闘停止が含まれるという。ハマス側は恒久的な停戦を希望。だがイスラエルの認識は異なり、ハマスの軍事・統治機構が解体されるまでイスラエルの安全は確実ではないと主張している。

 交渉担当者らは停戦案の作成を試みているが、その内容はハマスからは恒久的、イスラエルからは一時的と見なされる内容だと、イスラエル紙は報じていた。

出所:MINKABU PRESS

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