【通貨】外為サマリー:持ち高調整主体の展開で148円ちょうど近辺で推移
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19日のニューヨーク外国為替市場のドル円相場は、1ドル=148円12銭前後で取引を終えた。ミシガン大学の調査による1月の米消費者態度指数は78.8と前月から上昇し、市場予想を上回った。これを受け米長期金利に上昇圧力が掛かったが、持ち高調整の動きもあってドル円相場は横ばい圏で推移した。
東京市場でも持ち高調整主体の展開となり、ドル円相場は売り買いが交錯してもみ合いを続けている。日銀はきょうから23日まで金融政策決定会合を開く。政策の現状維持がコンセンサスとなるなか、事前の観測報道を受けた相場の上下動に対する警戒感もあって、ポジションを一方向に傾ける姿勢は限られている。
ユーロは対ドルで1ユーロ=1.0900ドル前後と、前週末の午後5時時点に比べて0.0020ドル強のユーロ高・ドル安。対円では1ユーロ=161円45円前後と、同15銭程度のユーロ高・円安で推移している。
出所:MINKABU PRESS