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【市況】伊藤智洋が読む「日経平均株価・短期シナリオ」 (1月22日記)

伊藤智洋(テクニカルアナリスト)

 日経平均株価は、1月に戻り高値をつけて下降を開始する可能性があるなら、現在が短期の天井型を作る動きだと考えられます。

 前週末のNYダウが上昇した流れを映して、本日は、寄り付き値が上放れて始まると考えられますが、価格が上昇しても、1月17日の高値3万6239円が意識される格好で、上値を抑えられる動きになる公算です。

 現在が短期の天井型を形成中なら、本日は、19日の安値万3万5790円以下で引けるか、上ヒゲの長い線をつける展開になると考えられます。

 本日が上昇して引ける場合でも、目先の上値余地は限られますが、すぐに反転して、積極的な下げ場面へ入りにくいと推測できます。


情報提供:パワートレンド=伊藤智洋のPower Trend

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【伊藤智洋 プロフィール】
1996年に投資情報サービス設立。メールマガジン、株価、商品、為替の市況をネット上で配信中。2月10日発売!最新刊「高速取引・AI・アルゴのやっかいな値動きに負けない 弱者でも勝ち続ける『株』投資術」「勝ち続ける投資家になるための 株価予測の技術[決定版]」(ともに日本実業出版社)など著書多数。

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