【材料】アラコスが続落 アナリストが目標株価を1.50ドルへ引き下げ=米国株個別
(NY時間09:41)(日本時間23:41)
アラコス<ALLK> 1.06(-0.14 -11.34%)
バイオ医薬品のアラコス<ALLK>が続落。前日に同社株は急落していたが、本日も売りが続いている。同社は2つの臨床試験が主要目標を達成できなかったことから、「リレンテリマブ」の開発中止を発表していた。開発中止により従業員の約50%削減も発表。
本日はアナリストの「中立」への投資判断引き下げおよび、目標株価も従来の6ドルから1.50ドルへの引き下げが伝わっていた。アナリストは、慢性自然じんま疹(CSU)を対象としたリレンテリマブの臨床試験の失敗を期待外れと評した。
一方、同社が、肥満細胞抑制と枯渇に優れていると考えているAK006に焦点を移している点を指摘。「24年第2四半期に予定している健康ボランティア(HV)および、または、24年末に予定している最初のランダム化CSUのデータが確信を深めるのを支援すると期待している」と述べた。
【企業概要】
好酸球や肥満細胞に起因する疾患の治療に用いられるモノクローナル抗体AK002を開発・製造する。胃腸炎・食道炎・アレルギー性結膜炎などの炎症反応に効果を与える。
MINKABU PRESS編集部 野沢卓美
アラコス<ALLK> 1.06(-0.14 -11.34%)
バイオ医薬品のアラコス<ALLK>が続落。前日に同社株は急落していたが、本日も売りが続いている。同社は2つの臨床試験が主要目標を達成できなかったことから、「リレンテリマブ」の開発中止を発表していた。開発中止により従業員の約50%削減も発表。
本日はアナリストの「中立」への投資判断引き下げおよび、目標株価も従来の6ドルから1.50ドルへの引き下げが伝わっていた。アナリストは、慢性自然じんま疹(CSU)を対象としたリレンテリマブの臨床試験の失敗を期待外れと評した。
一方、同社が、肥満細胞抑制と枯渇に優れていると考えているAK006に焦点を移している点を指摘。「24年第2四半期に予定している健康ボランティア(HV)および、または、24年末に予定している最初のランダム化CSUのデータが確信を深めるのを支援すると期待している」と述べた。
【企業概要】
好酸球や肥満細胞に起因する疾患の治療に用いられるモノクローナル抗体AK002を開発・製造する。胃腸炎・食道炎・アレルギー性結膜炎などの炎症反応に効果を与える。
MINKABU PRESS編集部 野沢卓美