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【材料】テラスカイ---3Qも2ケタ増収、ソリューション事業は売上高・利益ともに増加

テラスカイ <日足> 「株探」多機能チャートより

テラスカイ<3915>は15日、2024年2月期第3四半期(23年3月-11月)連結決算を発表した。売上高は前年同期比21.8%増の138.90億円、営業利益は同39.4%減の2.79億円、経常利益は同18.8%減の3.79億円、親会社株主に帰属する四半期純利益は同50.3%減の1.14億円となった。ソリューション事業の売上高は、Salesforceの導入開発に加えて、AWS、GCP関連の子会社売上も堅調に増加したことから前年同期比24.3%増の127.98億円となった。セグメント利益(営業利益)は、グループ全体で100名弱の新卒採用行ったことで、未稼働人員のコストが増加したこと、イベント参加の支出が行われたこと、量子コンピュータ関連の研究開発を行うQuemix、TerraSky(Thailand)Co.,Ltd.(タイ法人)に積極的に投資を行いながらも、同9.0%増の14.64億円となった。製品事業の売上高は同0.1%増の12.33億円となった。引き続き「DataSpider Cloud」、「SkyVisualEditor」及び「mitoco(ミトコ)」の契約はいずれも堅調で、各製品でサブスクリプション売上が増加しているものの、初期導入開発売上が減少した。セグメント損失(営業損失)は、引き続き「mitoco」の新機能開発へ積極投資していることによるコスト増や大型イベントへの参加、mitocoのタクシー内動画広告制作・出稿を行ったこと等で、1.47億円(前年同期は0.99億円の損失)となった。2024年2月期通期については、同日、連結業績予想の修正を発表した。売上高は前期比21.4%増(前回予想比4.0%減)の187.39億円、営業利益は同8.9%減(同57.6%減)の4.66億円、経常利益は同1.1%減(同48.9%減)の6.03億円、親会社株主に帰属する当期純利益は同29.1%減(同66.8%減)の2.46億円としている。

《SI》

 提供:フィスコ

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