サイネックス <日足> 「株探」多機能チャートより
サイネックス<
2376>がカイ気配スタートで大幅続伸、売り物薄のなか75日移動平均線を足場に急浮上し前日比135円高の936円まで買われる場面があった。同社は地方創生支援ビジネスを幅広く展開するが、ICT事業に注力しており、生成AI関連株の一角にも位置付けられる。さくらインターネット<
3778>の物色人気化を受け、足もと株式市場では生成AI関連株に物色の矛先が向く状況で同社株にも投資資金が流れ込む形に。自治体向けでは住民の質問に人工知能(AI)が自動応答する総合案内サービス「AIチャットボット」の導入を進め、契約締結につなげている。業績も好調で、24年3月期営業利益は前期比7%増の5億2000万円予想と増益基調を堅持、PBR0.6倍台と割安なことも水準訂正高への期待を募らせている。
出所:
MINKABU PRESS