【材料】フルテックが3日ぶり反発、23年12月期業績は計画上振れで着地
フルテック <日足> 「株探」多機能チャートより
期末に完工予定だった工事物件が今期にずれ込んだことにより、売上高は130億円から127億8000万円(同7.1%増)へ下振れたものの、利益率の高いリニューアルが堅調に推移したことに加え、採算管理の強化に努めたことで工事損失引当金が想定よりも減少したこと、更に経費圧縮の効果などにより利益は上振れた。
同時に、セキュリティーボックスをはじめとする組み込み系制御システムの企画・設計・開発・製造を行うワイズ・コーポレーション(東京都中野区)株式の98.7%を16日付で取得し子会社化すると発表した。ワイズ社の優れた技術開発力がグループに加わることで、新しい商品開発の可能性が広がることに期待しているという。取得価額は非開示。なお、23年12月期業績への影響は軽微としている。
出所:MINKABU PRESS