【材料】デルタ航空が決算受け下落 24年通期の1株利益の見通しに失望感=米国株個別
(NY時間10:00)(日本時間00:00)
デルタ航空<DAL> 39.50(-2.76 -6.53%)
デルタ航空<DAL>が下落。取引開始前に10-12月期決算(第4四半期)を発表し、1株利益、売上高とも予想を上回った。バスティアンCEOは声明で「2024年の航空需要は引き続き旺盛で、われわれの顧客基盤は旅行を最優先とする健全な財務状況にある」と述べた。また、同社はエアバスとA350-1000を20機購入することで合意したとことも発表。納入開始は2026年の予定。
ただ、株価は冴えない反応を示している。24年通期の1株利益の見通しを6-7ドルとしている点が失望感を強めている模様。予想範囲内ではあるものの、同社の数年来の長期利益目標が7ドル以上であることから、一歩後退した印象となったようだ。
(10-12月・第4四半期)
・1株利益(調整後):1.28ドル(予想:1.16ドル)
・売上高:136.6億ドル(予想:135.3億ドル)
旅客:121.7億ドル(予想:120.6億ドル)
貨物:1.88億ドル(予想:1.69億ドル)
・旅客搭乗率:84.0%(予想:84.7%)
・有効座席マイル(ASM):684.6億マイル(予想:681.3億マイル)
・有償旅客マイル(RPM):576.6億マイル(予想:581.0億マイル)
(1-3月・第1四半期見通し)
・1株利益(調整後):0.25~0.50ドル(予想:0.38ドル)
・売上高:3~6%増
・営業利益率:約5%増
(通期見通し)
・1株利益(調整後):6.00~7.00ドル(予想:6.50ドル)
MINKABU PRESS編集部 野沢卓美
デルタ航空<DAL> 39.50(-2.76 -6.53%)
デルタ航空<DAL>が下落。取引開始前に10-12月期決算(第4四半期)を発表し、1株利益、売上高とも予想を上回った。バスティアンCEOは声明で「2024年の航空需要は引き続き旺盛で、われわれの顧客基盤は旅行を最優先とする健全な財務状況にある」と述べた。また、同社はエアバスとA350-1000を20機購入することで合意したとことも発表。納入開始は2026年の予定。
ただ、株価は冴えない反応を示している。24年通期の1株利益の見通しを6-7ドルとしている点が失望感を強めている模様。予想範囲内ではあるものの、同社の数年来の長期利益目標が7ドル以上であることから、一歩後退した印象となったようだ。
(10-12月・第4四半期)
・1株利益(調整後):1.28ドル(予想:1.16ドル)
・売上高:136.6億ドル(予想:135.3億ドル)
旅客:121.7億ドル(予想:120.6億ドル)
貨物:1.88億ドル(予想:1.69億ドル)
・旅客搭乗率:84.0%(予想:84.7%)
・有効座席マイル(ASM):684.6億マイル(予想:681.3億マイル)
・有償旅客マイル(RPM):576.6億マイル(予想:581.0億マイル)
(1-3月・第1四半期見通し)
・1株利益(調整後):0.25~0.50ドル(予想:0.38ドル)
・売上高:3~6%増
・営業利益率:約5%増
(通期見通し)
・1株利益(調整後):6.00~7.00ドル(予想:6.50ドル)
MINKABU PRESS編集部 野沢卓美