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【通貨】外為サマリー:株高や米金利の低下一服を受け一時145円30銭台に持ち直す

米ドル/円 <5分足> 「株探」多機能チャートより
 12日の東京外国為替市場のドル円相場は、午前10時時点で1ドル=145円26銭前後と前日の午後5時時点に比べて10銭強のドル安・円高となっている。

 11日のニューヨーク外国為替市場のドル円相場は、1ドル=145円29銭前後と前日に比べて50銭弱のドル安・円高で取引を終えた。米12月消費者物価指数(CPI)が市場予想を上回ったことを受けて一時146円41銭まで上伸したが、米長期金利が低下すると日米金利差の縮小を意識したドル売り・円買いが優勢となった。

 この流れを引き継いだ東京市場のドル円相場は軟調にスタートし、午前8時20分ごろには144円94銭をつける場面があった。ただ、日経平均株価が大幅に続伸して始まるとリスク選好的なドル買い・円売りが流入。時間外取引で米長期金利の低下が一服していることもドルの支援材料となり、午前9時40分ごろには145円38銭まで持ち直した。

 ユーロは対ドルで1ユーロ=1.0975ドル前後と前日の午後5時時点に比べて0.0004ドル程度のユーロ安・ドル高。対円では1ユーロ=159円43銭前後と同20銭程度のユーロ安・円高で推移している。

出所:MINKABU PRESS

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