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【市況】米大統領選の年は株式が好調になる傾向

 米大統領選挙の年は株式が好調になる傾向があると米大手銀のアナリストが指摘しており、今年はもう1つの追い風が株を押し上げると予想されている。現職大統領が出馬する年や共和党候補が勝利する年は、株式のパフォーマンスがさらに良くなる傾向があるとも付け加えた。

 しかし、選挙前の2カ月間は全般的に買いが入り、選挙前後の1週間で巻き戻されるという。

 今回の選挙にさらに関連することとして、株式市場は議会とホワイトハウスが分裂する選挙ではより良い取引をし、統一政権が誕生した選挙ではアンダーパフォームに逆転するという。

 また、選挙の時期には一般的に金融株がハイテク株をアウトパフォームすると付け加えた。共和党が勝利した場合、航空宇宙・防衛関連銘柄が上昇し、エネルギー関連株は小幅な上昇の後、反転する傾向がある。一方、民主党が勝利した場合は、ヘルスケア株にとって朗報となるかもしれないという。

MINKABU PRESS編集部 野沢卓美

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