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【市況】ウクライナ財政が24年早々に極めて高い不確実性に直面

 ウクライナのシュミハリ首相はきょう、ウクライナの国家財政が2024年早々に極めて高い不確実性に直面するとして、緊急の支援国会議の開催を求めた。ブルームバーグが伝えた。2022年12月のG7首脳会議で設立されたウクライナ復興ドナー調整プラットフォーム(MDCP)に宛てた書簡で、同首相は政府運営の中核的予算を維持するために来月にも資金が必要だと訴えた。欧米それぞれの政治的内紛で、計1100億ドルの支援金がストップしている現状で、ウクライナの嘆願は切実さを増している。
 
 ウクライナ財務省は先週、2024年に必要となる資金見通しを373億ドルと発表。2023年には420億ドル以上の国際援助を受けた。
 
 シュミハリ首相は戦後の復興や経済回復といった長期的な必要性よりも、教員や公務員への給与支払いや年金の給付など、政府運営を維持する目下の必要性に予算は焦点を絞るべきだとMDCPへの書簡で説明した。

出所:MINKABU PRESS

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