【通貨】外為サマリー:142円20銭台で推移、市場参加者少なく方向感欠く
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22日のニューヨーク外国為替市場のドル円相場は、1ドル=142円41銭前後と前日に比べて30銭弱のドル高・円安で取引を終えた。同日に発表された11月の米耐久財受注や12月のミシガン大学消費者態度指数(確報値)で米経済の底堅さが示されたことを手掛かりに、一時142円66銭まで上伸した。
この日の東京市場のドル円相場は、海外投資家の多くがクリスマス休暇で市場参加者が限られることから方向感に欠ける展開。午後に予定されている植田日銀総裁の講演を見極めたいとする向きも多く、142円台前半での推移となっている。
ユーロは対ドルで1ユーロ=1.1000ドル前後と前週末の午後5時時点に比べて横ばい。対円では1ユーロ=156円47銭前後と同1銭程度のユーロ高・円安とほぼ横ばいで推移している。
出所:MINKABU PRESS