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【通貨】外為サマリー:日銀の政策修正思惑で一時142円20銭台に軟化

米ドル/円 <5分足> 「株探」多機能チャートより
 19日の東京外国為替市場のドル円相場は、午前10時時点で1ドル=142円54銭前後と前日の午後5時時点に比べて15銭程度のドル高・円安となっている。

 18日のニューヨーク外国為替市場のドル円相場は、1ドル=142円78銭前後と前週末に比べて60銭強のドル高・円安で取引を終えた。米連邦準備理事会(FRB)高官の発言を受けて早期の米利下げ観測が後退するなか、一時143円16銭まで上伸した。

 この日の東京市場のドル円相場は、日銀金融政策決定会合の結果待ちといった様相で方向感なく推移している。ただ、日銀会合に新藤義孝経済再生担当相が出席すると伝えられていることから政策修正の思惑が高まりやすく、午前9時30分過ぎには142円24銭まで下押す場面があった。

 ユーロは対ドルで1ユーロ=1.0920ドル前後と前日の午後5時時点に比べてほぼ横ばい。対円では1ユーロ=155円66銭前後と同15銭程度のユーロ高・円安で推移している。

出所:MINKABU PRESS

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