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【特集】個人投資家・有限亭玉介:割安で業績の良い株に引き続き注目!それならばこのテーマを狙う!【FISCOソーシャルレポーター】

日経平均 <日足> 「株探」多機能チャートより

以下は、フィスコソーシャルレポーターの個人投資家「有限亭玉介」氏(ブログ:儲かる株情報「猫旦那のお株は天井知らず」)が執筆したコメントです。フィスコでは、情報を積極的に発信する個人の方と連携し、より多様な情報を投資家の皆様に向けて発信することに努めております。

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※2023年12月4日15時に執筆

株&猫ブログ「儲かる株情報『猫旦那のお株は天井知らず』」を執筆しております、有限亭玉介と申します。

日経平均は11月20日に33853.46円の年初来高値を付けました。その後も25日線・75日線を上回って高値圏で推移しております。11月から米国の利上げ終了観測が強まり、市場に買い安心感が広がったように見えますねぇ。

ただ、年末年始のような大型連休を挟む際は、連休前に手仕舞いする投資家も増えますので注意が必要です。特に年末はグロース株の一部が節税売りを受ける事がよくあります。余程の自信がある銘柄以外は、極力触らない方が吉かもしれませんな。あたくし自身と言えば、これまでこちらでご紹介してきた銘柄群の中でも半導体株には引き続き注目しておりますがね。

来年まで中長期的に見れば、日銀のYCC修正やマイナス金利解除などのテーマは引き続き注目されそうです。日銀の植田総裁としては、デフレへ逆戻りは避けながらも政府の顔色を伺った利上げのスタンスが続くでしょう。政府からは増税の議論が絶えませんので、そのあたりも植田総裁は景気後退を警戒して政策に織り込んでいるかもしれません。

そして、もしも…のお話にはなりますが、岸田首相が退陣した際には日銀の政策が軌道修正される可能性も想定しております。そんなサプライズが起こるまでは、利上げやインフレによって思惑のある不動産関連銘柄が物色されると見て監視を強めております。2023年を最高の形で締めくくれるよう、準備を進めて参りましょう。

大和ハウスグループで新築・リノベーションマンションなどを手掛けるコスモスイニシア<8844>は、訪日外国人向け長期滞在型アパートメントホテルにも注力しているとの事。円安によってインバウンドが拡大すれば、思惑買いが流入する可能性も…ですねぇ。

首都圏で資産運用型不動産を展開するミガロHD<5535>は、子会社DXYZの顔認証プラットフォーム「FreeiD(フリード)」が、三菱地所<8802>が開発を進める「ロジクロス座間」に採用され材料視されております。PER・PBRが割安で、これを書いている12月4日には上場来高値を更新して青天井相場に突入しております。

11月27日に「資本コストや株価を意識した経営の実現に向けた対応について」を発表したナカノフドー建設<1827>は、その後窓を開けて急動意しました。積極的な株主還元が実施されるとの期待から買われたようですねぇ。まだまだ低PBR関連は埋もれていますので、今後もしっかり追っていきたいですな。

投資マンション開発・販売などを手掛けるディア・ライフ<3245>は、11月14日の好決算を受けて動意しました。9月の権利落ち日に売られて空けた窓を直近の好決算で窓埋めが完了し、再び25日線を下値に上昇トレンドを形成できるか監視中。

不動産投資業を展開するビーロット<3452>は9月8日につけた高値965円を直近で上回ってきました。23年12月期は過去最高益を更新する見通しで、コロナ禍を経て見事に復調してきたようです。

最後は投資用マンションを手掛けるグローバルリンク<3486>です。11月14日の決算後に動意すると、しっかり年初来高値を更新してきました。上方修正および増配に加えて、過去最高益となる23年12月期の経常利益は前年比で80%近く業績拡大する見通しです。24年12月期も上昇トレンドで下値を切り上げるか監視を強めて参ります。

さて、ちょっとお話が長くなりましたが、あたくしのブログではそんな「今強含んでいる個別株・テーマ株」を中心にご紹介しています。お暇があれば覗いてみてやってください。愛猫「アル」と共にお待ち申し上げております。

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執筆者名:有限亭玉介
ブログ名:猫旦那のお株は天井知らず

《TY》

 提供:フィスコ

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