【材料】スプリンクラーが大幅安 好決算も25年度のガイダンスに失望感=米国株個別
(NY時間11:15)(日本時間01:15)
スプリンクラー<CXM> 11.69(-5.02 -30.03%)
スプリンクラー<CXM>が大幅安。同社は顧客体験を管理するプラットフォームを提供する。前日引け後に8-10月期決算(第3四半期)を発表し、1株利益、売上高とも予想を上回った。ガイダンスも公表し、通期の見通しを上方修正するなど好調な決算となった。
ただ、株価はネガティブな反応。第4四半期の売上高見通しが予想範囲内でやや物足りなかったほか、ビリング(未収請求を考慮した売上高)などの先行指標が悪化していた点が嫌気されている。
そのほか、同社は決算説明会で2025年度の暫定的な見通しを示していたが、売上高の伸びが10%を見込んでおり、それはコンセンサスを大きく下回っているとの指摘が出ている。マクロ環境からの影響が指摘されているようだ。
同社の比較的高価格の製品は予算外の圧力に直面している可能性があるとも指摘。ただ、2025年度の営業利益率は拡大の見通しを示していた。
(8-10月・第3四半期)
・1株利益(調整後):0.11ドル(予想:0.07ドル)
・売上高:1.86億ドル(予想:1.80億ドル)
サブスク:1.70億ドル(予想:1.65億ドル)
・粗利益率(調整後):75%
・営業利益:1320万ドル(予想:1480万ドル)
(11-1月・第4四半期見通し)
・1株利益(調整後):0.08~0.09ドル(予想:0.07ドル)
・売上高:1.87~1.89億ドル(予想:1.88億ドル)
サブスク:1.72~1.74億ドル(予想:1.73億ドル)
・営業利益:2030~2230万ドル
(24年度通期見通し)
・1株利益(調整後):0.36~0.37ドル(従来:0.30~0.3ドル)(予想:0.30ドル)
・売上高:7.25~7.27億ドル(従来:7.19~7.21億ドル)(予想:7.20億ドル)
サブスク:6.64~6.66億ドル(従来:6.58~6.60億ドル)(予想:6.60億ドル)
・営業利益:8000~8200万ドル(従来:6500~6700万ドル)
【企業概要】
グローバル企業・マーケティング企業・政府機関・教育機関等向けに、顧客体験を管理するプラットフォームを提供する。独自のAI、コラボレーションワークフロー、シームレスな自動化、幅広いリスニング、顧客主導のガバナンスにより、企業が大量の非構造化・構造化データを分析できるよう支援する。
MINKABU PRESS編集部 野沢卓美
スプリンクラー<CXM> 11.69(-5.02 -30.03%)
スプリンクラー<CXM>が大幅安。同社は顧客体験を管理するプラットフォームを提供する。前日引け後に8-10月期決算(第3四半期)を発表し、1株利益、売上高とも予想を上回った。ガイダンスも公表し、通期の見通しを上方修正するなど好調な決算となった。
ただ、株価はネガティブな反応。第4四半期の売上高見通しが予想範囲内でやや物足りなかったほか、ビリング(未収請求を考慮した売上高)などの先行指標が悪化していた点が嫌気されている。
そのほか、同社は決算説明会で2025年度の暫定的な見通しを示していたが、売上高の伸びが10%を見込んでおり、それはコンセンサスを大きく下回っているとの指摘が出ている。マクロ環境からの影響が指摘されているようだ。
同社の比較的高価格の製品は予算外の圧力に直面している可能性があるとも指摘。ただ、2025年度の営業利益率は拡大の見通しを示していた。
(8-10月・第3四半期)
・1株利益(調整後):0.11ドル(予想:0.07ドル)
・売上高:1.86億ドル(予想:1.80億ドル)
サブスク:1.70億ドル(予想:1.65億ドル)
・粗利益率(調整後):75%
・営業利益:1320万ドル(予想:1480万ドル)
(11-1月・第4四半期見通し)
・1株利益(調整後):0.08~0.09ドル(予想:0.07ドル)
・売上高:1.87~1.89億ドル(予想:1.88億ドル)
サブスク:1.72~1.74億ドル(予想:1.73億ドル)
・営業利益:2030~2230万ドル
(24年度通期見通し)
・1株利益(調整後):0.36~0.37ドル(従来:0.30~0.3ドル)(予想:0.30ドル)
・売上高:7.25~7.27億ドル(従来:7.19~7.21億ドル)(予想:7.20億ドル)
サブスク:6.64~6.66億ドル(従来:6.58~6.60億ドル)(予想:6.60億ドル)
・営業利益:8000~8200万ドル(従来:6500~6700万ドル)
【企業概要】
グローバル企業・マーケティング企業・政府機関・教育機関等向けに、顧客体験を管理するプラットフォームを提供する。独自のAI、コラボレーションワークフロー、シームレスな自動化、幅広いリスニング、顧客主導のガバナンスにより、企業が大量の非構造化・構造化データを分析できるよう支援する。
MINKABU PRESS編集部 野沢卓美