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【市況】11月調査分の米消費者信頼感指数は4カ月ぶりの上昇

コンファレンスボード消費者信頼感指数(11月)0:00
結果 102.0
予想 100.9 前回 99.1(102.6から修正)

 日本時間0時に11月調査分の米コンファレンスボード消費者信頼感指数が発表され、102.0と4カ月ぶりに上昇し予想も上回った。ただ、前回分が99.1と100以下に下方修正されている。期待指数は上昇したが、現況指数は低下。インフレの着実な鈍化が消費者に安心感を提供している。底堅い労働市場がまだ続いていることと相まって、実質賃金は再び上昇を始め、米国人に消費を続ける余力を与えている。

 コンファレンスボードは声明で「11月の調査ではあらゆる所得層で全般的な改善が見られた。消費者は依然として物価上昇を気にしており、次いで地政学と金利上昇を気にしている」と述べた。

 前回値が100以下に下方修正されたことで、為替市場では一時的にドル売りが見られたものの、特に大きな反応は見せていない。米株式市場でもダウ平均は前日付近での振幅に留まっている。

NY株式28日(NY時間10:28)
ダウ平均   35359.55(+26.08 +0.07%)
ナスダック   14228.67(-12.35 -0.09%)
CME日経平均先物 33325(大証終比:-55 -0.17%)

USD/JPY 148.21
EUR/USD 1.0973
GBP/USD 1.2658

MINKABU PRESS編集部 野沢卓美

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