【通貨】外為サマリー:一時149円99銭まで戻す、時間外の米長期金利は上昇スタート
![](/images/newsimg/n202311200225-01.jpg)
17日のニューヨーク外国為替市場のドル円相場は、1ドル=149円63銭前後と前日に比べて1円10銭程度のドル安・円高で取引を終えた。米長期金利が一時4.37%と9月中旬以来の水準をつけるなど低下傾向にあるなか、日米金利差の縮小を意識したドル売り・円買いに押されるかたちで149円20銭まで下押す場面があった。
ただ、この日の時間外取引では米長期金利が上昇スタートとなっており、これを手掛かりに東京市場のドル円相場は下げ渋る動きとなっている。前週末に2週間ぶりのドル安・円高水準をつけたことでドルの押し目買いが入りやすいほか、きょうはゴトー日(5のつく日と10のつく日)とあって国内輸入企業などのドル需要などもあるようで、午前9時00分ごろには一時149円99銭をつけた。
ユーロは対ドルで1ユーロ=1.0901ドル前後と前週末の午後5時時点に比べて0.0065ドル程度のユーロ高・ドル安。対円では1ユーロ=163円32銭前後と同30銭弱のユーロ高・円安で推移している。
出所:MINKABU PRESS