【材料】カワチ薬品が続伸、物流センター稼働効果で24年3月期利益予想を上方修正
カワチ薬品 <日足> 「株探」多機能チャートより
売上高は2865億円(同1.6%増)の従来見通しを据え置いたものの、物流センターの稼働に伴い、作業効率向上に取り組み人件費の抑制に努めていることが奏功する。また、店舗照明の間引きなどの節電対策を行い電力使用量が抑制されていることや、電気料金の基本単価が引き下げられたことも寄与する。
なお、第2四半期累計(4~9月)決算は、売上高1459億3400万円(前年同期比2.4%増)、営業利益43億9200万円(同9.0%増)、純利益30億4700万円(同8.4%増)だった。新型コロナウイルス感染症の5類移行に伴い、外出機会の増加から美容などに関する商品の回復が見られたほか、各種商品の値上げに伴い販売価格の見直しと対応及び販売促進に努めたことが寄与した。
出所:MINKABU PRESS