【材料】スピリット・エアロが大幅高 ボーイングとの主要契約を見直し=米国株個別
(NY時間11:20)
スピリット・エアロ<SPR> 21.41(+4.22 +24.56%)
ボーイング<BA> 189.46(+3.86 +2.08%)
航空機部品のスピリット・エアロシステムズ<SPR>が大幅高。最大顧客であるボーイング<BA>との主要契約を見直し、財務基盤の強化、生産のスピードアップ、製造品質の向上を図る。ボーイングも上昇。
スピリット・エアロはボーイングの旧事業部門だが、ボーイングの売れ筋商品である737型機と、大型の787型機ドリームライナーの機体品質に関わるいくつかの製造上の不具合に悩まされてきた。この問題に対処するために両社は関係を深め、今日の経営上の課題を軽減するために肩を並べて取り組むという。
両社はまた、スピリットにとって赤字となっている787型機の価格条件を引き上げる一方、収益性の高い737型機を引き下げることでも合意した。
アナリストからは、「この合意はスピリットの経営を安定させ、うまくいけばエアバス社とも同様の合意に道を開く」と述べた。
MINKABU PRESS編集部 野沢卓美
スピリット・エアロ<SPR> 21.41(+4.22 +24.56%)
ボーイング<BA> 189.46(+3.86 +2.08%)
航空機部品のスピリット・エアロシステムズ<SPR>が大幅高。最大顧客であるボーイング<BA>との主要契約を見直し、財務基盤の強化、生産のスピードアップ、製造品質の向上を図る。ボーイングも上昇。
スピリット・エアロはボーイングの旧事業部門だが、ボーイングの売れ筋商品である737型機と、大型の787型機ドリームライナーの機体品質に関わるいくつかの製造上の不具合に悩まされてきた。この問題に対処するために両社は関係を深め、今日の経営上の課題を軽減するために肩を並べて取り組むという。
両社はまた、スピリットにとって赤字となっている787型機の価格条件を引き上げる一方、収益性の高い737型機を引き下げることでも合意した。
アナリストからは、「この合意はスピリットの経営を安定させ、うまくいけばエアバス社とも同様の合意に道を開く」と述べた。
MINKABU PRESS編集部 野沢卓美