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【材料】ライト・エイドが破産法11条の適用申請 本日は取引開始前に停止=米国株個別

 ドラッグストアのライト・エイド<RAD>は日曜日に債務再編を目指して米連邦破産法11条の適用を申請した。コスト削減のために閉鎖する店舗数を増やす計画も明らかにしている。

 同社は破産法適用下で事業を継続のために複数の金融機関から計34億5000万ドルの新規融資に向けたコミットメントを確保したことを明らかにした。先週はバンカメ<BAC>と融資について協議していると伝わっていた。

 また、担保付き優先債の保有者と債務再編に向けた合意に至ったとも説明。企業再建の専門知識を持つスタイン氏をCEOに指名している。

 資産と負債は10億ドルから100億ドルの範囲となっている。同社は債権者を推計10万人強とし、資金は無担保債権者への分配が可能だとしている。

 同社は裁判所の監督下で債務再編合意をまとめ、できるだけ早く実行に移すとしている。また、低収益の店舗を閉鎖することでコスト削減を目指すという。

 本日は取引停止となっている。

MINKABU PRESS編集部 野沢卓美

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