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【市況】米家賃は約30万円で横ばい 集合住宅の供給増で

 オンライン不動産仲介のレッドフィンの発表によると、9月の米募集賃料の中央値は前年比0.4%上昇の2011ドル(約30万円)となり、6カ月連続で前年比横ばいとなった。家賃の伸びはこの約1年間で急速に鈍化しており、パンデミック時の高騰も落ち着いて来ている。前月比では2%下落した。

 最近の集合住宅建設ブームで供給が市場に溢れ、家賃は横ばいになったが、需要がまだ底堅いことから、大幅な下落には至っていない。

 なお、8月の集合住宅の完成件数は、年率換算で前年比32%増の43万3000件であった。

MINKABU PRESS編集部 野沢卓美

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