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【材料】放電精密が朝高後に下げに沈む、今期最終益予想の上方修正も利益確定売り

放電精密 <日足> 「株探」多機能チャートより
 放電精密加工研究所<6469>は朝高後に下げに沈んだ。3日の取引終了後、24年2月期第2四半期累計(3~8月)の連結決算発表にあわせ、通期の業績予想の修正を発表した。最終損益の黒字額の見通しを5900万円から9400万円に引き上げことを好感した買いが先行したものの、リスクオフの地合いのなかで上値を追う姿勢は限られ、利益確定売りに押された。

 前期は12億8800万円の最終赤字だった。今期は製造固定費の削減や、資材・エネルギーの高騰分の価格転嫁などが寄与する。8月中間期において投資有価証券の売却益も発生した。

 一方、通期の売上高は124億3300万円から122億7900万円(前期比5.1%増)に予想を下方修正した。航空機エンジン部品やガスタービン部品の受注は増加する半面、デジタルサーボプレス機については直近の受注状況を勘案し、売り上げの見通しを引き下げた。

出所:MINKABU PRESS

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