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【材料】アーデリックス、提携先の協和キリンが「テナパノール」の承認を日本で取得 株価は軟調=米国株個別

(NY時間10:21)
アーデリックス<ARDX> 3.86(-0.09 -2.24%)

 医薬品のアーデリックス<ARDX>が、提携先の協和キリン<4151>が、透析中の慢性腎臓病患者の血清リン濃度上昇を治療する薬剤「テナパノール」の承認を日本で取得したことを発表。

 この承認により、アーデリックスは提携先から3000万ドルのマイルストーンとライセンス修正金を受け取るほか、資金調達契約に基づきヘルスケア・ロイヤリティ・パートナーから500万ドルを受け取ることになる。

 同社のラーブCEOは「今回の日本での承認は、高リン血症を適応症とするテナパノールの初めての承認であり、同社と協和キリンは、患者に有意義な利益を提供できると確信している」と述べた。

 米国では承認審査中で、10月17日までにFDAの決定が下される予定。

 ただ、同社株は軟調に推移。 

【企業概要】
 心腎症の治療のために、リン酸塩に吸着せずにリン酸塩をコントロールする、NHE3の阻害剤テナパノールを開発する。高リン血症による末期腎臓病・慢性腎疾患・高カリウム血症による心不全などの治療に有効。

MINKABU PRESS編集部 野沢卓美

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