市場ニュース

戻る
 

【通貨】外為サマリー:147円30銭まで上昇、ユーロ買い・円売りが対ドルに波及

米ドル/円 <5分足> 「株探」多機能チャートより
 13日の東京外国為替市場のドル円相場は、午前10時時点で1ドル=147円30銭前後と前日の午後5時時点に比べて50銭程度のドル高・円安となっている。

 12日のニューヨーク外国為替市場のドル円相場は、1ドル=147円08銭前後と前日に比べて50銭弱のドル高・円安で取引を終えた。原油価格の上昇がインフレ圧力となり、米金融引き締めが長期化するとの見方から一時147円23銭まで上伸した。

 一部で「欧州中央銀行(ECB)は最新の見通しで来年のユーロ圏の物価上昇率を3%超と想定している」と報じられ、利上げ観測の高まりからユーロが対円で買われており、その流れが対ドルでの円売りに波及している面もあるもよう。この日の時間外取引で米長期金利が上昇していることもドルの支援材料で、東京市場のドル円相場は147円30銭まで上値を伸ばしている。

 ユーロは対ドルで1ユーロ=1.0759ドル前後と前日の午後5時時点に比べて0.0050ドル弱のユーロ高・ドル安。対円では1ユーロ=158円48銭前後と同1円20銭強のユーロ高・円安で推移している。

出所:MINKABU PRESS

株探からのお知らせ

    日経平均