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【材料】エネルギー株が上昇 OPECが10-12月期に日量300万バレル超の供給不足を予想=米国株個別

 きょうはエネルギー株の上昇が目立っている。商品市場で原油相場のWTIが89ドル台まで上昇しており、11月以来の高値に上昇していることがエネルギー株をサポートしている。

 この日発表のOPEC月報で、世界の石油市場は10-12月期に日量300万バレル超の供給不足に直面する見通しだと発表したことが材料視されている。サウジアラビアの自主減産の延長により、過去10年余りで最大の供給不足に陥る可能性があるという。

 原油の需給はすでにタイト化しているが、サウジは先週、日量100バレルの自主減産を12月まで継続する方針を明らかにしていた。世界の石油市場では7-9月に供給が急減したが、OPECの予想では10-12月は日量約330万バレルの不足になると見込んでいる。実際にそうなれば、少なくとも2007年以来最大の供給不足となる可能性。

(NY時間11:03)
エクソンモービル<XOM> 117.09(+2.93 +2.57%)
シェブロン<CVX> 166.69(+2.93 +1.79%)
オキシデンタル<OXY> 65.64(+1.80 +2.82%)
マラソン・オイル<MRO> 26.85(+0.69 +2.64%)
ハリバートン<HAL> 42.11(+0.79 +1.91%)

APA<APA> 44.06(+1.17 +2.73%)
EOGリソーシズ<EOG> 133.12(+2.95 +2.26%)
EQT<EQT> 43.12(+0.91 +2.14%)

MINKABU PRESS編集部 野沢卓美

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