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【材料】イオンQが上昇 通期のブッキングの見通しを上方修正=米国株個別

 量子コンピュータのイオンQ<IONQ>が上昇。前日引け後に4-6月期決算(第2四半期)を発表し、売上高が予想を上回ったほか、EBITDAの赤字も予想ほどは膨らまなかった。市場は通期のガイダンスを好感している。ブッキングの見通しを上方修正したほか、売上高の見通しも引き上げた。

(4-6月・第2四半期)
・1株利益:-0.22ドル(予想:-0.15ドル)
・売上高:552万ドル(予想:435万ドル)
・ブッキング:2800万ドル
・EBITDA(調整後):-1940万ドル(予想:-1980万ドル)

(7-9月・第3四半期見通し)
・売上高:480~520万ドル(予想:494万ドル)

(通期見通し)
・ブッキング:4900~5600万ドル(従来:4500~5500万ドル)
・売上高:1890~1930万ドル(従来:1880~1920万ドル)(予想:1930万ドル)

【企業概要】
 量子コンピュータを開発・販売するとともに、計算能力を向上させる量子コンピュータの研究開発を進める。Amazon Web Services、Microsoft、およびGoogleの主要クラウドプラットフォームと、独自のクラウドサービスを通じて、量子コンピュータを顧客に提供する。

(NY時間09:42)
イオンQ<IONQ> 15.72(+1.53 +10.78%)

MINKABU PRESS編集部 野沢卓美

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