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【通貨】外為サマリー:143円80銭台に上昇、ゴトー日に伴うドル需要も

米ドル/円 <5分足> 「株探」多機能チャートより
 10日の東京外国為替市場のドル円相場は、午前10時時点で1ドル=143円81銭前後と前日の午後5時時点に比べて60銭弱のドル高・円安となっている。

 9日のニューヨーク外国為替市場のドル円相場は、1ドル=143円73銭前後と前日に比べて35銭程度のドル高・円安で取引を終えた。10日に発表される米7月消費者物価指数(CPI)が市場予想より上振れるとの見方があるなか、米連邦準備理事会(FRB)による追加利上げが意識され一時143円75銭まで上伸した。

 米長期金利が4.0%台と高い水準を維持していることから日米金利差の拡大を見込んだドル買い・円売りが入りやすく、この日の東京市場のドル円相場も堅調な展開となっている。加えて、きょうは3連休前のゴトー日(5のつく日と10のつく日)とあって国内輸入企業などのドル需要もあるようで、午前9時50分過ぎには143円88銭をつける場面があった。

 ユーロは対ドルで1ユーロ=1.0971ドル前後と前日の午後5時時点に比べて0.0010ドル強のユーロ安・ドル高。対円では1ユーロ=157円77銭前後と同40銭強のユーロ高・円安で推移している。

出所:MINKABU PRESS

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