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【材料】日本紙が3日ぶり急反落、4~6月期営業黒字転換も低進捗で業績下振れリスクを警戒

日本紙 <日足> 「株探」多機能チャートより
 日本製紙<3863>が3日ぶりに急反落した。7日の取引終了後に発表した24年3月期第1四半期(4~6月)の連結決算は、最終損益が52億6700万円の赤字(前年同期は81億9700万円の赤字)となった。営業損益は8億1200万円の黒字(前年同期は29億2400万円の赤字)に転じたものの、通期計画に対する進捗率は3%台にとどまっており、業績の下振れを警戒した売りが出たようだ。

 売上高は前年同期比8.6%増の2874億2400万円となった。製品の値上げが奏功した一方、Opal社におけるグラフィック用紙事業の撤退に関連し、特別退職金など48億8100万円を特別損失に計上した。

出所:MINKABU PRESS

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