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【通貨】外為サマリー:急激に進んだドル高・円安の反動で141円60銭に伸び悩む

米ドル/円 <5分足> 「株探」多機能チャートより
 24日の東京外国為替市場のドル円相場は、午前10時時点で1ドル=141円69銭前後と前週末の午後5時時点に比べて30銭強のドル高・円安となっている。

 21日のニューヨーク外国為替市場のドル円相場は、1ドル=141円73銭前後と前日に比べて1円65銭程度のドル高・円安で取引を終えた。この日の日本時間夕方に「日銀は27~28日に開く金融政策決定会合で、金融政策の現状維持を決める公算が大きい」と報じられ、一時141円96銭まで上伸した流れを引き継ぐかたちで推移した。

 一方、25~26日に開催される米連邦公開市場委員会(FOMC)では、経済指標などで労働環境の強さが示されていることから0.25%の利上げが見込まれており、この日の東京市場のドル円相場は日米金融政策の違いを背景に堅調な展開となっている。ただ、足もとで急激に進んだドル高・円安に対する警戒感もあり、午前9時30分ごろには141円60銭まで伸び悩む場面があった。

 ユーロは対ドルで1ユーロ=1.1130ドル前後と前週末の午後5時時点に比べて0.0003ドル程度のユーロ高・ドル安。対円では1ユーロ=157円71銭前後と同40銭程度のユーロ高・円安で推移している。

出所:MINKABU PRESS

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