【特集】決算マイナス・インパクト銘柄 【東証プライム】 … ディスコ、マネフォ、ベイカレント　(7月14日～20日発表分)

―決算で売られた銘柄！ 下落率ランキング―

　企業決算に対する評価は、マーケットでは「株価」として表される。ここでは、決算を受け止めて株価がいかに反応したかを探る。

　以下に挙げたのは、決算発表が「マイナス・インパクト」となった可能性のある東証プライムの銘柄である。株価が決算発表前日の水準から21日大引け現在、水準を切り下げている銘柄を下落率の大きい順にランキングした。

▲No.1　テラスカイ <3915>
　24年2月期第1四半期(3-5月)の連結経常利益は前年同期比9.7％減の1.3億円に減り、通期計画の11.8億円に対する進捗率は11.0％にとどまり、5年平均の27.1％も下回った。

▲No.2　ＪＮＳ <3627>
　24年2月期第1四半期(3-5月)の連結経常損益は9400万円の赤字(前年同期は200万円の黒字)に転落した。

▲No.3　ＩＤＯＭ <7599>
　24年2月期第1四半期(3-5月)の連結経常利益は前年同期比46.6％減の26.9億円に落ち込み、3-8月期(上期)計画の72.5億円に対する進捗率は37.2％にとどまり、5年平均の47.3％も下回った。

■決算マイナス・インパクト銘柄

コード　銘柄名　　　　市場　　下落率 　発表日　決算期　経常変化率

<3915> テラスカイ 　　東Ｐ 　 -19.40 　　7/14　　　1Q　　　 -9.72
<3627> ＪＮＳ 　　　　東Ｐ 　 -18.66 　　7/14　　　1Q　　　　赤転
<7599> ＩＤＯＭ 　　　東Ｐ 　 -18.29 　　7/14　　　1Q　　　-46.65
<7035> アンファク 　　東Ｐ 　 -16.33 　　7/14　　　3Q　　　　黒転
<6199> セラク 　　　　東Ｐ 　 -14.00 　　7/14　　　3Q　　　 62.90

<6532> ベイカレント 　東Ｐ 　 -11.32 　　7/14　　　1Q　　　 22.76
<3996> サインポスト 　東Ｐ 　 -10.48 　　7/14　　　1Q　　　　赤拡
<6866> ＨＩＯＫＩ 　　東Ｐ　　 -9.47 　　7/18　　上期　　　 39.11
<2930> 北の達人 　　　東Ｐ　　 -9.09 　　7/14　　　1Q　　　　赤転
<6047> Ｇｕｎｏｓｙ 　東Ｐ　　 -8.74 　　7/14　本決算　　　　赤縮

<1430> １ｓｔコーポ 　東Ｐ　　 -7.00 　　7/14　本決算　　　 -8.03
<6572> ＲＰＡ 　　　　東Ｐ　　 -6.72 　　7/14　　　1Q　　　　黒転
<2168> パソナＧ 　　　東Ｐ　　 -5.24 　　7/14　本決算　　　　2.17
<8155> 三益半導 　　　東Ｐ　　 -4.67 　　7/14　本決算　　　　　－
<3501> 住江織 　　　　東Ｐ　　 -4.48 　　7/14　本決算　　　 71.43

<1377> サカタタネ 　　東Ｐ　　 -4.43 　　7/14　本決算　　　-10.60
<8203> ＭｒＭａｘ 　　東Ｐ　　 -3.53 　　7/14　　　1Q　　　-42.16
<6146> ディスコ 　　　東Ｐ　　 -2.97 　　7/20　　　1Q　　　-20.21
<8940> インテリクス 　東Ｐ　　 -2.50 　　7/14　本決算　　　 52.30
<3994> マネフォ 　　　東Ｐ　　 -1.94 　　7/18　　上期　　　　赤縮

<2379> ディップ 　　　東Ｐ　　 -1.38 　　7/14　　　1Q　　　　6.02
<8200> リンガハット 　東Ｐ　　 -1.35 　　7/14　　　1Q　　　112.77
<3548> バロック 　　　東Ｐ　　 -0.99 　　7/18　　　1Q　　　 31.54
<6058> ベクトル 　　　東Ｐ　　 -0.94 　　7/14　　　1Q　　　 -7.40

※下落率は「決算発表前日の終値を基準とした21日大引け株価の変化率」。下落率、経常変化率は「％」。本決算の経常変化率は今期予想。
「1Q」は第1四半期決算。「上期」は第2四半期累計決算。「3Q」は第3四半期累計決算。

株探ニュース