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【特集】「監視カメラ」が23位にランク、国交省の検討会で在来線も設置義務化へ<注目テーマ>

TOPIX <日足> 「株探」多機能チャートより
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 みんかぶと株探が集計する「人気テーマランキング」で、「監視カメラ」が23位にランクインしている。

 国土交通省が14日、防犯関係設備や非常用設備に係る技術基準についての検討会を開催し、在来線の一部と新幹線全路線の車両に防犯カメラの設置を義務付けることを決めたことから、「監視カメラ」への関心が高まっているようだ。

 21年8月の小田急車内傷害事件や10月の京王線車内傷害事件など、乗客の安全を脅かす事案が相次いで発生したことを受けた対策として検討されていたもので、報道によると、既にJR各社では主要な新幹線で全車両への設置を終えているが、在来線は一定の利用者がいる路線を対象とし、新たに製造する車両で防犯カメラの設置を義務付けるという。

 東京や大阪などを中心に、在来線でも防犯カメラの設置は進んでいるものの、設置が進んでいない路線も多い。義務化されることで新たな需要が発生する可能性が高く、関連業界へのインパクトが注目されている。

 この日は、クラウド録画型防犯カメラサービスのセーフィー<4375>が大幅反発。そのほか、オプティム<3694>、ニューテック<6734>、TOA<6809>なども高い。

出所:MINKABU PRESS

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