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【市況】株価指数先物【昼】 押し目買い意欲は強く、売り一巡後はボリンジャーの+2σ水準で底堅い値動き


 日経225先物は11時30分時点、前日比10円高の3万3560円(+0.02%)前後で推移。寄り付きは3万3600円とシカゴ日経平均先物(3万3490円)を上回り、小幅に買いが先行して始まった。寄り付き後は利益確定が優勢となり3万3330円まで売られたが、売り一巡後は買い戻されて一時3万3610円まで上昇。終盤にかけて再び下げに転じる場面もみられたが、押し目待ち狙いの買い意欲は強く、前日の終値を挟んだ3万3370円~3万3610円処での推移となった。

 米国市場の流れを受けて、アドバンテスト <6857> [東証P]や東京エレクトロン <8035> [東証P]など指数インパクトの大きい値がさハイテク株が指数をけん引するなか、一時3万3330円まで売られた日経225先物は早い段階でショートカバーに向かっている。ボリンジャーバンドの+2σは3万3520円辺りで推移しており、同水準での底堅さも見られてきた。為替市場でドル円が一時1ドル=141円台に乗せるなか、ランチタイムでは日中の高値圏で推移していることもあり、後場はショートカバーが強まる可能性もありそうだ。

 なお、NT倍率は先物中心限月で14.58倍に低下した。ただし、一時14.63倍まで上昇する場面も見られており、利益確定に伴う巻き戻しをこなしつつ、NTロングに向かわせよう。

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