【通貨】外為サマリー:米景気の減速懸念で一時139円30銭台に弱含む
米ドル/円 <5分足> 「株探」多機能チャートより
5日のニューヨーク外国為替市場のドル円相場は、1ドル=139円58銭前後と前週末に比べて30銭強のドル安・円高で取引を終えた。この日に発表された米5月ISM非製造業景況指数や米4月製造業新規受注が市場予想を下回ったことが影響し、一時139円25銭まで軟化した。
米景気の減速懸念などを背景に、この日の東京市場のドル円相場も軟調な展開となっている。米長期金利の低下で日米金利差の縮小を意識したドル売り・円買いが出やすく、午前8時40分過ぎには139円33銭まで弱含む場面がみられた。
ユーロは対ドルで1ユーロ=1.0716ドル前後と前日の午後5時時点に比べて0.0030ドル弱のユーロ高・ドル安。対円では1ユーロ=149円56銭前後と同50銭強のユーロ安・円高で推移している。
出所:MINKABU PRESS