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【材料】デュポンが決算受け下落 通期の予想レンジの上限を下方修正=米国株個別

 デュポン<DD>が下落。取引開始前に1-3月期決算(第1四半期)を発表し、1株利益、売上高とも予想を上回った。ただ、ガイダンスでは第2四半期の見通しが予想を下回ったほか、通期の予想レンジの上限を下方修正している。

 ブリーンCEOは声明で、「エレクトロニクスの回復が遅れているため、通期の売上高、EBITDA、1株利益の予想レンジの上限を調整した」と述べた。また、「最近の顧客からのフィードバックとエレクトロニクス内のサードパーティの予測に基づいて、顧客の稼働率は比較的近いうちに底を打ち、第3四半期中に改善を予想している。これは以前の予想よりも約4分の1遅れている」と続けた。

(1-3月・第1四半期)
・1株利益(調整後):0.84ドル(予想:0.80ドル)
・売上高:30.2億ドル(予想:29.4億ドル)
・EBITDA(調整後):7.14億ドル(予想:7.09億ドル)

(4-6月・第2四半期見通し)
・1株利益(調整後):0.84ドル(予想:0.88ドル)
・売上高:30.2億ドル(予想:31.0億ドル)
・EBITDA(調整後):7.15億ドル(予想:7.55億ドル)

(通期見通し)
・1株利益(調整後):3.55~3.70ドル(従来:3.50~4.00ドル)(予想:3.75ドル)
・売上高:123~125億ドル(従来:123~129億ドル)(予想:125.7億ドル)
・EBITDA(調整後):30~31億ドル(従来:30~33億ドル)(予想:31.4億ドル)

(NY時間09:47)
デュポン<DD> 63.95(-5.43 -7.83%)

MINKABU PRESS編集部 野沢卓美

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