【材料】コカ・コーラが決算 消費者が値上げを吸収 株価は小幅高=米国株個別
コカ・コーラ<KO>が小幅高。取引開始前に1-3月期決算(第1四半期)を発表し、1株利益、売上高とも予想を上回った。既存事業売上高の伸びも予想を上回っている。通期ガイダンスも公表し、既存事業売上高の伸びは予想範囲内となった。消費者が値上げを吸収した。
クインシーCEOは声明で、「われわれのシステム・アライメントはこれまで以上に強固であり、ネットワーク化された組織は必要に応じての適応を可能にしている」と述べた。「今年度の目標達成に自信を持っている」とも語った。
アナリストからは、値上げを続けているにもかかわらず、過去8四半期で7番目に高い既存事業の成長と印象的なユニットケース数量を達成し、強い勢いを持続している」との指摘も出ている。また、粗利益率にも着目し、同アナリストの予想59.5%に対し、前年比1.23%ポイント上昇の60.9%に拡大したと指摘している。3月には業界全体が減速しており、欧州市場の消費が軟化した点を考慮すれば、第1四半期は好調なスタートを切ったとも付け加えた。
(1-3月・第1四半期)
・1株利益:0.68ドル(予想:0.65ドル)
・売上高:110億ドル(予想:108.4億ドル)
・既存事業売上高:12%(予想:9.6%)
・ユニットケース販売数量:+3%
・EBITDA(調整後):37.7億ドル(予想:37.5億ドル)
(通期見通し)
・1株利益:7~9%
・既存事業売上高:7~8%(予想:7.8%)
(NY時間09:38)
コカ・コーラ<KO> 64.59(+0.54 +0.84%)
MINKABU PRESS編集部 野沢卓美
クインシーCEOは声明で、「われわれのシステム・アライメントはこれまで以上に強固であり、ネットワーク化された組織は必要に応じての適応を可能にしている」と述べた。「今年度の目標達成に自信を持っている」とも語った。
アナリストからは、値上げを続けているにもかかわらず、過去8四半期で7番目に高い既存事業の成長と印象的なユニットケース数量を達成し、強い勢いを持続している」との指摘も出ている。また、粗利益率にも着目し、同アナリストの予想59.5%に対し、前年比1.23%ポイント上昇の60.9%に拡大したと指摘している。3月には業界全体が減速しており、欧州市場の消費が軟化した点を考慮すれば、第1四半期は好調なスタートを切ったとも付け加えた。
(1-3月・第1四半期)
・1株利益:0.68ドル(予想:0.65ドル)
・売上高:110億ドル(予想:108.4億ドル)
・既存事業売上高:12%(予想:9.6%)
・ユニットケース販売数量:+3%
・EBITDA(調整後):37.7億ドル(予想:37.5億ドル)
(通期見通し)
・1株利益:7~9%
・既存事業売上高:7~8%(予想:7.8%)
(NY時間09:38)
コカ・コーラ<KO> 64.59(+0.54 +0.84%)
MINKABU PRESS編集部 野沢卓美