【特集】決算マイナス・インパクト銘柄 【東証プライム】 … ベイカレント、クリレスＨＤ、Ｇｕｎｏｓｙ　(4月14日～20日発表分)

―決算で売られた銘柄！ 下落率ランキング―

　企業決算に対する評価は、マーケットでは「株価」として表される。ここでは、決算を受け止めて株価がいかに反応したかを探る。

　以下に挙げたのは、決算発表が「マイナス・インパクト」となった可能性のある東証プライムの銘柄である。株価が決算発表前日の水準から21日大引け現在、水準を切り下げている銘柄を下落率の大きい順にランキングした。

▲No.1　サーバワクス <4434>
　23年2月期の連結経常利益は前の期比4.4％減の6億2400万円になり、24年2月期も前期比36.5％減の3億9600万円に落ち込む見通しとなった。

▲No.3　ＪＩＮＳＨＤ <3046>
　23年8月期の連結経常利益を従来予想の67億円→38.7億円(前期は37.8億円)に42.2％下方修正し、増益率が76.8％増→2.3％増に縮小する見通しとなった。

▲No.6　いちご <2337>
　23年2月期の連結経常利益は前の期比45.2％増の108億円に拡大したが、24年2月期は前期比44.7％減の60億円に落ち込む見通しとなった。

■決算マイナス・インパクト銘柄

コード　銘柄名　　　　市場　　下落率 　発表日　決算期　経常変化率

<4434> サーバワクス 　東Ｐ 　 -19.23 　　4/14　本決算　　　-36.54
<2884> ヨシムラＨＤ 　東Ｐ 　 -19.12 　　4/14　本決算　　　 19.05
<3046> ＪＩＮＳＨＤ 　東Ｐ 　 -14.66 　　4/14　　上期　　　-30.71
<6058> ベクトル 　　　東Ｐ 　 -14.45 　　4/14　本決算　　　　8.11
<3996> サインポスト 　東Ｐ 　 -13.41 　　4/14　本決算　　　　黒転

<2337> いちご 　　　　東Ｐ　　 -8.87 　　4/19　本決算　　　-44.69
<9842> アークランズ 　東Ｐ　　 -7.08 　　4/14　本決算　　　　4.30
<3228> 三栄建築 　　　東Ｐ　　 -6.62 　　4/14　　上期　　　-48.85
<6814> 古野電 　　　　東Ｐ　　 -5.46 　　4/14　本決算　　　 -3.59
<2930> 北の達人 　　　東Ｐ　　 -4.71 　　4/14　本決算　　　159.70

<7599> ＩＤＯＭ 　　　東Ｐ　　 -3.86 　　4/14　本決算　　　　1.95
<3387> クリレスＨＤ 　東Ｐ　　 -3.41 　　4/14　本決算　　　 31.43
<6093> エスクロＡＪ 　東Ｐ　　 -3.38 　　4/19　本決算　　　 57.14
<6572> ＲＰＡ 　　　　東Ｐ　　 -3.22 　　4/14　本決算　　　437.50
<6532> ベイカレント 　東Ｐ　　 -2.88 　　4/14　本決算　　　 18.49

<7035> アンファク 　　東Ｐ　　 -2.85 　　4/14　　上期　　　　黒転
<3627> ＪＮＳ 　　　　東Ｐ　　 -2.78 　　4/14　本決算　　　 29.53
<2935> ピックルス 　　東Ｐ　　 -2.61 　　4/14　本決算　　　　6.36
<2379> ディップ 　　　東Ｐ　　 -2.32 　　4/14　本決算　　　 21.56
<1887> 日本国土開発 　東Ｐ　　 -1.93 　　4/14　　　3Q　　　-82.90

<6199> セラク 　　　　東Ｐ　　 -1.80 　　4/14　　上期　　　 84.87
<8011> 三陽商 　　　　東Ｐ　　 -1.64 　　4/14　本決算　　　　2.59
<6047> Ｇｕｎｏｓｙ 　東Ｐ　　 -1.64 　　4/14　　　3Q　　　　赤拡
<9601> 松竹 　　　　　東Ｐ　　 -1.33 　　4/14　本決算　　　　1.55
<3198> ＳＦＰ 　　　　東Ｐ　　 -0.89 　　4/14　本決算　　　-24.19

<8008> ４℃ホールデ 　東Ｐ　　 -0.17 　　4/14　本決算　　　　6.75

※下落率は「決算発表前日の終値を基準とした21日大引け株価の変化率」。下落率、経常変化率は「％」。本決算の経常変化率は今期予想。
「上期」は第2四半期累計決算。「3Q」は第3四半期累計決算。

株探ニュース