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【市況】アジア株 軒並み下落、上海株は大幅続落

東京時間18:05現在
香港ハンセン指数   20075.73(-321.24 -1.57%)
中国上海総合指数  3301.26(-65.77 -1.95%)
台湾加権指数     15602.99(-104.53 -0.67%)
韓国総合株価指数  2544.40(-18.71 -0.73%)
豪ASX200指数    7330.38(-31.81 -0.43%)
インドSENSEX30種  59585.86(-46.49 -0.08%)

 21日のアジア株は軒並み下落。前日発表の一連の米経済指標が市場予想を下回り、米国の景気減速への警戒感の高まりなどがアジア株の売りにつながった。バイデン米大統領が対中投資を制限する大統領令に署名する見通しと報じられたことで、米中対立が激化するとの警戒感につながり、上海株や香港株の重石となったもよう。
   
 上海総合指数は大幅続落。保険大手の中国平安保険、酒造会社の貴州茅臺酒、通信会社の中国電信(チャイナ・テレコム)、免税品などの販売会社の中国旅遊集団中免、石油大手の中国石油化工(シノペック)が売られた。
   
 香港ハンセン指数は大幅反落。半導体受注生産メーカーの中芯国際集成電路製造(SMIC)、アルミニウム製品メーカーの中国宏橋集団(チャイナ・ホンチャオ・グループ)、電子商取引大手のアリババ・グループ・ホールディング、通信機器・部品メーカーの小米集団(シャオミ)が売られた。
   
 豪ASX200指数は続落。医薬品メーカーのCSL、投資銀行のマッコーリー・グループが買われる一方で、資源・鉱山会社のBHPグループ、銀行大手のオーストラリア・コモンウエルス銀行、鉱物探査会社のフォーテスキュー・メタルス・グループ、ギャンブルマシン製造・販売のアリストクラート・レジャーが売られた。

出所:MINKABU PRESS

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