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【市況】3月のISM非製造業景気指数は予想下回る 新規受注が大きく低下

 日本時間23時に発表になった3月調査分のISM非製造業景気指数は51.2と前回から大幅に低下した。判断基準の50は上回っているものの、この先の不安感を高める結果となった。前回好調だった新規受注が大きく低下しており、全体を圧迫。雇用も低下している。

 力強さを残していたサービス業も次第に、黄色信号が点灯し始めていることが示唆されている。

 この結果を受けて、米株式市場は戻り売りが優勢となっており、為替市場はドル売りが強まっている。ドル円は一時130.60円付近まで下落。米国債利回りも下げ幅を拡大。

NY株式5日(NY時間10:16)
ダウ平均   33461.77(+59.39 +0.18%)
ナスダック   12029.41(-96.92 -0.80%)
CME日経平均先物 27730(大証終比:-530 -1.91%)

USD/JPY 130.80
EUR/USD 1.0941
GBP/USD 1.2476

米国債利回り(NY時間10:16)
2年債   3.691(-0.134)
10年債  3.272(-0.067)
30年債  3.557(-0.039)
期待インフレ率  2.234(-0.021)
※期待インフレ率は10年債で算出

ISM非製造業景気指数(3月)23:00
結果 51.2
予想 54.5 前回 55.1

ISM非製造業景気指数(3月)詳細 
総合   51.2(55.1)
事業活動 55.4(56.3)
新規受注 52.2(62.6)
雇用   51.3(54.0)
入荷水準 45.8(47.6)

仕入価格 59.5(65.6)
輸出   43.7(61.7)
輸入   43.6(52.6)
()は前回

MINKABU PRESS編集部 野沢卓美

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