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【注目】本日注目すべき【好決算】銘柄 SREHD、TKP、クラウディア (31日大引け後 発表分)

SREHD <日足> 「株探」多機能チャートより

 3月31日の大引け後に決算を発表した銘柄のなかから、業績好調や配当増額など市場で評価される可能性の高い銘柄を取り上げた。

 SREHD <2980> [東証P]  ★今期最終を24%上方修正・最高益予想を上乗せ
 ◆23年3月期の連結最終利益を従来予想の9.3億円→11.5億円に23.7%上方修正。増益率が4.3%増→28.9%増に拡大し、従来の4期連続での過去最高益予想をさらに上乗せした。AIクラウド&コンサルティング部門と不動産テック部門の売上高が計画を上回ることが寄与。持ち分法適用関連会社DORIRUの子会社化に伴い、段階取得に係る差益を計上したことも利益を大きく押し上げる。

 石井食 <2894> [東証S]  ★今期経常を一転黒字に上方修正
 ◆23年3月期の連結経常損益を従来予想の6600万円の赤字→1億1000万円の黒字(前期は1億円の黒字)に上方修正し、一転して10.0%増益見通しとなった。原材料やエネルギー価格の高騰に伴う値上げ実施後も根強いファンに支えられ、主力の食肉加工品の売上高が増加することが寄与。コスト削減や経費抑制を進めたことも上振れに貢献する。

 Tアルファ <3089> [東証S]  ★12-2月期(1Q)経常は12倍増益で着地
 ◆23年11月期第1四半期(22年12月-23年2月)の連結経常利益は前年同期比12倍の9400万円に急拡大して着地。前期に受注した舶用機器の販売が進み、マリン・環境機器事業の業績が急改善したことが寄与。

 TKP <3479> [東証G]  ★前期経常を22%上方修正
 ◆23年2月期の連結経常損益を従来予想の25億円の黒字→30.5億円の黒字(前の期は15.8億円の赤字)に22.0%上方修正した。貸会議室・宿泊事業の需要が新型コロナウイルス感染拡大の影響から回復が継続したことが上振れの要因。

 クラウディア <3607> [東証S]  ★上期営業は黒字浮上・通期計画を超過、配当を2円増額修正
 ◆23年8月期上期(22年9月-23年2月)の連結営業損益は5.3億円の黒字(前年同期は2.4億円の赤字)に浮上して着地。ブライダル市場が回復に向かうなか、ウェディングドレスの取り扱い数やリゾート挙式の売り上げ、式場運営収入などが大きく伸びたことが寄与。
  通期計画の4億円をすでに大幅に上回っており、業績上振れが期待される。
  併せて、今期の年間配当を従来計画の5円→7円(前期は3円)に大幅増額修正した。

 シナネンHD <8132> [東証P]  ★今期経常を12倍上方修正
 ◆23年3月期の連結経常利益を従来予想の1億円→12億円に12倍上方修正。減益率が96.9%減→63.3%減に縮小する見通しとなった。電力事業で競争力の高い相対電源の調達を行ったことや法人向け電力販売の価格改定を実行したことに加え、LPガス事業で棚卸資産の在庫影響があったことなどが上振れの要因となる。

 日本プロセス <9651> [東証S]  ★今期経常を11%上方修正、配当も1円増額
 ◆23年5月期の連結経常利益を従来予想の8.3億円→9.2億円に11.4%上方修正。増益率が2.7%増→14.5%増に拡大する見通しとなった。すべてのセグメントで受注環境が好調に推移していることに加え、生産性向上や第4四半期の受注状況などを反映した。
  併せて、今期の年間配当を従来計画の34円→35円(前期は33円)に増額修正した。

 ジュンテン <9835> [東証S]  ★前期経常を68%上方修正
 ◆23年2月期の経常利益(非連結)を従来予想の5.5億円→9.2億円に67.6%上方修正。減益率が56.4%減→26.9%減に縮小する見通しとなった。エネルギーコストは上昇したものの、商品管理の徹底や一般管理費などのコスト管理の強化によって採算が大きく改善したことが寄与。

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