市場ニュース

戻る
 

【注目】本日注目すべき【好決算】銘柄 ERIHD、IRジャパン、ハニーズH (30日大引け後 発表分)

ERIHD <日足> 「株探」多機能チャートより

 3月30日の大引け後に決算を発表した銘柄のなかから、業績好調や配当増額など市場で評価される可能性の高い銘柄を取り上げた。

 ERIHD <6083> [東証S]  ★今期経常を一転4%増益・最高益に上方修正、配当も10円増額
 ◆23年5月期の連結経常利益を従来予想の16.8億円→20.6億円に22.5%上方修正。従来の15.3%減益予想から一転して3.7%増益を見込み、2期連続で過去最高益を更新する見通しとなった。非住宅の新設が堅調に推移していることに加え、省エネ関連業務の拡大やM&A効果が収益を押し上げる。
  業績好調に伴い、今期の年間配当を従来計画の40円→50円(前期は40円)に増額修正した。

 YEデジタル <2354> [東証S]  ★前期経常が上振れ着地・今期は20%増益へ
 ◆23年2月期の連結経常利益は前の期比15.6%増の8.3億円と従来予想の6.5億円を上回って着地。続く24年2月期も前期比19.6%増の10億円に伸びる見通しとなった。前期上振れは企業の社内DX、物流DXの旺盛な需要を背景に、ERPソリューションやスマートロジスティクス事業が伸びたことが要因。今期はIoTソリューション事業で物流や畜産業界向けの受注が伸びるほか、不採算案件の減少なども寄与し2ケタ増益を確保する。

 ハニーズHD <2792> [東証P]  ★6月-2月期(3Q累計)経常は2.2倍で着地、配当を5円増額修正
 ◆23年5月期第3四半期累計(22年6月-23年2月)の連結経常利益は前年同期比2.2倍の38.4億円に急拡大して着地。行動制限の解除が追い風になったほか、商品価格の一部見直しを実施したことで2ケタ増収を達成した。EC事業の伸長に加え、値引き販売を抑制したことなども利益拡大につながった。
  併せて、今期の年間配当を従来計画の40円→45円(前期は35円)に増額修正した。

 銚子丸 <3075> [東証S]  ★今期経常を62%上方修正
 ◆23年5月期の経常利益(非連結)を従来予想の3.8億円→6.2億円に62.1%上方修正。減益率が77.2%減→63.0%減に縮小する見通しとなった。行動制限の緩和に伴う来店客数の増加に加え、新規出店や既存店の大規模改装、販売促進施策の効果によって第3四半期業績が従来予想を上回ったことを反映した。第4四半期も客数増加を見込む。

 久光製薬 <4530> [東証P]  ★前期経常を26%上方修正
 ◆23年2月期の連結経常利益を従来予想の127億円→160億円に26.0%上方修正。増益率が0.5%増→26.6%増に拡大する見通しとなった。海外市場で「サロンパス」を中心に一般用医薬品の販売が伸びたことが寄与。為替差益が想定より増加したことも利益を大きく押し上げた。

 IRジャパン <6035> [東証P]  ★今期経常を98%上方修正
 ◆23年3月期の連結経常利益を従来予想の5.7億円→11.4億円に98.4%上方修正。減益率が83.5%減→67.2%減に縮小する見通しとなった。エクイティ・コンサルティング業務の追加受託があったことに加え、経費削減の進展なども利益を押し上げる。

 くろ工 <7997> [東証S]  ★今期最終を一転黒字に上方修正・33期ぶり最高益更新へ
 ◆23年11月期の連結最終損益を従来予想の0.6億円の赤字→12.1億円の黒字(前期は5.6億円の赤字)に上方修正し、33期ぶりに過去最高益を更新する見通しとなった。京都府八幡市に保有する土地・建物の売却に伴い、売却益16.1億円が発生することが上振れの要因となる。


⇒⇒最高10万円が当たる! 「個人投資家大調査」を実施中
⇒⇒「株探」では、ただいま「個人投資家大調査-2023」を実施しています。
⇒⇒アンケートにご回答いただいた方から、抽選で「QUOカード」を1名の方に10万円分、1名の方に7万円分、33名の方に1万円分を差し上げます。
⇒⇒アンケートは4月2日午後6時までの予定ですが、回答数の状況で、予定より前に終了することもあります。お早めに、ご回答をお願い致します。
⇒⇒アンケートのご回答はこちらからお願いします。

株探ニュース

株探からのお知らせ

    日経平均